KEYENCE RECRUITING

特徴的なビジネスモデル

BUSINESS MODEL 01 直販体制

直販体制だからこそ、
お客様に届ける価値を最大化できる

直接販売(直販)体制とは、代理店や商社を介さず、製造メーカー自身がユーザーに直接商品を販売する体制です。お客様の悩みを直接お聞きして本質的な課題を捉えることができるので、それを営業の提案内容だけでなく、商品開発にも活かせます。また、お客様にとってのメリットもとても大きく、私たちの付加価値を最大化することができます。キーエンスは最もお客様の役に立てる存在であり続けるため、この直販体制にこだわっています。

直販体制がもたらす、
お客様にとってのメリット

①直接やり取りできる安心感がある

担当商品のプロとして営業担当が現場に伺い、起きている課題を直接把握するだけでなく、その解決に繋がる商品のデモンストレーションまで実際にお見せします。商品が実際に役に立つことを肌で実感いただけるので、安心感があります。また、営業担当はお客様にとっていつでも相談できる身近な存在であるので、購入後にお困りごとがあった際もお気軽にお問合せいただけます。

②スピーディな対応を受けられる

代理店などの仲介業者が間に入ると、見積依頼や商品に関する質問への回答は、全て「メーカーへの確認」が必要になり時間がかかります。しかし直販体制では、常にメーカーと直接やり取りしていただけるので、圧倒的にスピーディな対応を受けていただけます。現場で何かトラブルが起きた際のスピード感のあるサポートは、頼りにしていただけるポイントです。

③将来の商品開発に期待できる

いつも身近に営業担当がいるので、商品に対して求めることや現場の課題を率直にお話しいただけます。営業担当はその内容を社内にフィードバックしたり、ときには商品開発担当と共に現場に足を運び詳細のお話を伺ったりします。その情報をもとに、潜在ニーズも満たすような付加価値の高い商品開発を追求するので、お客様にも「本当に役に立つ」新商品に期待していただけます。

④商品が欲しいときにすぐに手に入る

直販体制をとることで、お客様からの受注状況をリアルタイムに把握できます。このデータを分析して常に適正な在庫を管理することで、注文があればすぐに出荷できる体制を整えています。そのため、お客様は「いざというときのための在庫」を持たずに済むので、経済的です。また、「どんな商品を使って、どんな設備をつくろうか」と仕様検討を行う時間を最大限に確保していただけます。ちなみに、一般的には数カ月かかるような商品群も、キーエンスの商品は注文当日に出荷されます。

BUSINESS MODEL 02 当日出荷体制

当日出荷体制も、
付加価値の最大化をもたらす

当日出荷体制とは、注文を受けた当日に商品を出荷する物流体制です。
キーエンスの商品は、製造工程の自動化・効率化を担うお客様の生産設備の一部であり、欠けてはならない役割を担っています。緻密に計画された生産スケジュールを遂行する製造業のお客様にとって、私たちの商品が万が一の時「すぐ手に入ること」は極めて大きな価値となります。そのためキーエンスでは、お客様が商品を必要とするときに最短かつ確実に届けられるようにサプライチェーンマネジメント体制を整え、全世界で「当日出荷体制」を築いています。

なぜ実現できるのか

直販体制による、
受注・在庫状況のリアルタイム把握

緻密な出荷予測に基づいた
生産計画の立案・管理

決してお客様の生産を
止めない信念

震災や洪水などの天災、半導体などの材料不足、国際情勢悪化による有事など、たとえ未曾有な出来事が起ころうとも、「決してお客様の生産を止めないために、私たちの出荷を止めない」という信念を持っています。サプライチェーンマネジメントを担う調達・生産・物流に関わる部署の全員が、信念を持ってグローバルに一致団結することで実現している当日出荷体制は、キーエンスの強みです。

BUSINESS MODEL 03 ファブレス経営

ファブレス経営により、
付加価値の創造に集中する

キーエンスは自社工場を持たず、商品の生産を外部の協力工場に委託するファブレスという経営形態をとっています。ファブレス経営では、工場の土地や建物への投資や固定費を抑え、企画開発・生産技術の確立・販売といった、高い付加価値を創造する活動に、経営資源を集中させることができます。

自社工場の稼働状況に
とらわれないことによる
メリット

・より自由な発想で商品を企画開発できる
・商品の特性に応じて、マッチした条件をもつ工場を選定できる
・生産数の変化など、市場の変化に対応しやすい

なぜ実現できるのか

キーエンスの商品のような超精密機器の品質は、設計だけで成り立つものではなく、部品の品質管理、組立や加工のノウハウ、生産工程における正確な検査を組み合わせてはじめて実現できるものです。協力工場に全てをお任せするのではなく、重要なポイントは自社で緻密に管理を行っています。

事業成長に合わせた
協力体制の拡大

年率10%超で成長を続けるキーエンスでは、生産規模を着実に拡大していくことが必要です。
協力工場の経営者と将来の展望を共有し、工場の拡張やスタッフの確保に取り組んでいただくことに加え、国内・海外を問わず、高品質な商品を生産できる新たな協力工場と取引を広げることにも取り組んでいます。