Case 01 製造における検査工程


画像寸法測定器 IM-8000シリーズ
- POINT 01300か所を数秒で測定
- POINT 02誰でも簡単操作
- POINT 03小物・大物・立体形状まで

Problem
私たちの身の回りの「製品」は、さまざまな部品からできています。たとえば自動車は3万個前後、スマートフォンは1,000個以上もの部品が使われており、すべてに高い品質が求められています。細かなものでは、1,000分の1ミリメートル単位での精度が求められるものまである世界。そのため、モノづくりにおいて寸法測定は原点であり、最後の砦とも言える工程です。特に高品質なモノづくりには、高精度の測定技術が欠かせません。
ただし、一口に測定と言っても、パーツのサイズや形状はさまざま。決して容易なものではありません。複雑で微細な部品を正確に測定するためには、測定機を用いても、熟練担当者の高度なスキルが必要とされます。それでも、人による誤差がどうしても発生してしまっていました。




How we solved it
この課題を解決するために、「誰でも簡単に正確な測定を」というコンセプトで開発されたのがIM-8000シリーズです。「対象物を置いてボタンを押す」だけで測定できるという、簡単操作の実現に徹底的にこだわりました。
また、高精細カメラで広範囲を一度に捉えることによって、対象物のシビアな位置決め作業の省略に成功。測定者のスキルを問わず、3秒で最大300か所を自動で測定できるため、圧倒的な工数削減を実現しました。
キーエンスはモノづくりの現場で検査工程の常識を変え、品質の向上に貢献しています。