社員を知る
入社当初からコンセプト設計に参画RPAの開発に携わる
INTERVIEW #13
KAZUNORI KIHARA

QUESTION 01 自己紹介
木原 一挙商品開発職 入社6年目
静岡県出身。大学入学後にプログラミングを経験。自分が書いたコードでモノが動くことに感動し、アプリ開発のアルバイトをしていた。一方で、大学では搭乗型モビリティロボットの動作計画、大学院では受容体発現細胞を用いた化学物質源の方向定位と、様々な分野の研究に取り組んだ。
※ 内容は取材当時のものです

QUESTION 02 仕事内容
RPAのコンセプト設計から参画し、現在まで担当
ソフト担当としてソフトウェアの仕様検討から設計・実装まで担い、チームマネジメントやコードレビューも行っています。私は事業部の中でも少し特殊な所属で、顕微鏡ではなく、パソコン業務を自動化するPRA「RKシリーズ」というソフトの開発に入社当初から携わっています。最初のコンセプト設計から参画して形のないモノを生み出す得難い経験ができ、直近のバージョンアップではAIを用いた機能を追加しました。

QUESTION 03 忘れられないエピソード
「顧客に響く」商品を目指し議論を重ね、解を見出す
RKシリーズの第1弾にフローナビゲーションを実装しました。RPAは自動化したい業務に沿って顧客が「シナリオ」を作成しますが、相応のパソコンスキルが必要でした。そこで、ナビに従ってクリックするだけでシナリオが作成できるようにしたのがフローナビゲーションです。当初は販売促進チームの「販売時にPRしたいこと」と開発チームの「実現可能なこと」に開きがありましたが、妥協せずに議論を重ね、最終的に顧客の心に響く仕様を実装できました。

QUESTION 04 仕事で大切にしていること
目的意識を持つことで変化に対応できる
最も大切にしているのは目的意識を持つことです。商品の機能の細部に至るまで、なぜこの仕様・設計にしたのかを意識して開発を進めています。目的を疎かにすると開発状況の変化に対応できず、初期の決定内容に引きずられて開発が進行する懸念もあります。また、開発では難易度が高く実装困難な状況に陥ることが往々にしてあるもの。そんな時も、機能の目的に立ち返るとより簡単で同じ価値を提供できる実装方法を思いつくことがあります。

QUESTION 05 キーエンスの好きなところ
若手に仕事を任せる風土が確かな経験値となる
商品の上流から下流まで関わることができ、尚且つ幅広い領域に携われる点に魅力を感じて入社しました。実際に入社直後からいきなり超上流のコンセプト検討から仕様検討・設計・実装まで携わらせてもらい、非常に良い経験となっています。新しいことにもチャレンジできますし、商品の売れ行き情報もダイレクトに届きます。自分1人で達成できる成果には限りがありますが、チームの力を結集してもっと大きな成果を出したいです。

QUESTION 06 就活生へのメッセージ
将来像から逆算して成長できる会社を選ぼう
キーエンスの商品群を見てハード寄りのイメージを抱く人も多いと思います。しかし、ソフトの知識だけでも活躍できますし、業務を通してハードの知見も増えていきます。「自分は将来どうなりたいのか」という観点から、若手のうちから積極的に仕事を任せてもらえる風土や挑戦できる環境があるかどうかで会社を選んでみてください。

ONE DAY SCHEDULE
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8:30プロジェクトのメンバーでミーティング。前日の進捗や相談事項を共有します。
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10:00仕様検討や技術調査、設計・実装業務。商品のコアとなる機能の開発を進めます。
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13:00チームのコードレビュー。商品のコード品質を保てるかどうかで今後の機能拡張のしやすさが決まります。
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15:00部署横断ミーティングに参加。AIなど特定の技術分野に関して他部署の人とも情報を共有します。
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18:00OJTリーダーとしてメンバーをフォロー。考え方や設計・実装の進め方について、必要に応じてアドバイスします。