KEYENCE RECRUITING

社員を知る

0.0001mmを測るたゆまぬ努力モノづくりの限界を超える

INTERVIEW #22

KOYO YU

QUESTION 01 自己紹介

兪 浩洋商品開発職 物件責任者 入社9年目

中国出身。大学では機械工学を専攻し、大学院で医療支援ロボットを研究。工学博士と医学修士を持つ。趣味はガジェット集めで、家のスマートホーム化に夢中。子どものために、エアコンや加湿器を最適に運転するための温湿度のログ集計ができる環境を構築中。

※ 内容は取材当時のものです

QUESTION 02 仕事内容

画像寸法測定器の構造を設計して量産化を検討

入社してから主に画像寸法測定器の構造設計や評価、量産検討を担当してきました。構造設計は商品の目標仕様を決め、その目標を満たすようにCADで構造を設計します。その後試作品を評価・改善し、量産検討では均一な品質で量産できる状態を目指します。最新の3D画像寸法測定器では±0.1µm(=0.0001mm)の測定が求められます。これまでの経験を活かして新しい寸法測定機の物件責任者としてプロジェクト全体の計画立案と進捗管理を担っています。

QUESTION 03 忘れられないエピソード

顧客からの感謝の言葉に頑張りが報われる

日本では自動車、医療、航空宇宙業界で一品モノの装置の測定用途に、中国では大量生産される部品の検査用途にと、画像寸法測定器の用途は国ごとに特色があります。しかし、営業同行でお客様を訪問すると用途を問わず「この商品が無いと仕事にならない」と率直な期待をいただきます。商品開発は、どれほど緻密な計画を立てても想定外のことが起こるもの。それを乗り越えた時にお客様からいただく感謝の言葉が私のモチベーションです。

QUESTION 04 仕事で大切にしていること

好奇心を持ち、現場での使用方法を想像する

好奇心を持つこと、お客様の使い方を想像できるようになることです。好奇心は新しいアイデアを見つける上でも、目の前の問題に対処する上でも大切です。好奇心を持って現象に向き合うことで表面的な理解に留まらず本質的な問題解決につながります。「キーエンスの商品が工場でどのように使われているのかイメージできない」という方もいるでしょうが、入社後は最初に営業同行をしてお客様の使用方法を把握できるので安心してください。

QUESTION 05 キーエンスの好きなところ

今後も変わらない会社も自分も成長できる

私がキーエンスを選んだのは会社と自分の成長が期待できると思ったからです。いま振り返っても、当時の判断は間違っていなかったと感じます。私の入社時と比べるとキーエンスは利益率を維持しながら売上を2倍以上に伸ばしました。また、周りの社員はみんな優秀で、真剣に取組んでいるので常に切磋琢磨できます。この環境のおかげで自己成長を実感していますし、これからは自分が成長して会社の成長に貢献したいです。

QUESTION 06 就活生へのメッセージ

日本は課題先進国キーエンスはまだまだ伸びる

課題があれば技術が進歩し、ビジネスチャンスも生まれます。そして、些細なことにも改善意欲を示す日本は課題先進国です。今後、日本の課題が世界の課題になると感じています。キーエンスはあらゆる業界から課題を集めて解決してきました。海外の売上が伸びているのも世界中の課題を集めて解決できるからです。一緒に世の中を変えましょう。

ONE DAY SCHEDULE

  • 8:30
    2日に1度、ハード定例ミーティングを実施。主に構造関連の進捗や課題を共有し、方針を決定。
  • 10:00
    週に1度、ソフト定例ミーティングを実施。商品アプリの開発進捗や評価進捗について共有。
  • 13:00
    販促定例ミーティング。開発進捗やソフトの仕様について開発サイドの意見を販売側と共有、相談。
  • 14:30
    顧客からの問い合わせ対応。既存商品に対して営業が回答できない技術的な問い合わせを開発観点で共有。
  • 17:30
    製造対応(商品の製造結果の確認と改善方法の検討)と評価結果確認(社内で評価した結果の確認とまとめ)。