KEYENCE RECRUITING

社員を知る

誰も置いていかず引っ張り上げるそれがキーエンスの育成

INTERVIEW #26

AKIHIRO HATSUDA

QUESTION 01 自己紹介

初田 顕啓営業職 エリアマネージャー 入社17年目

滋賀県出身。高校の頃からバレーボールをはじめ、現在も週末には子どもの小学校のPTAチームと地域有志の2チームで活動中。得意なポジションは得点源であるレフト。週末は子どもの野球の練習にも付き合っているため、休日の筋肉痛を平日の仕事で癒している。

※ 内容は取材当時のものです

QUESTION 02 仕事内容

メンバーの成長を促し組織を円滑に運営する

画像システム事業部の近畿・西日本エリアマネージャーと京都営業所の責任者を兼任しています。エリアマネージャーのミッションは担当エリアの業績最大化。メンバーのスキルアップのために勉強会を開催し、営業同行をして案件獲得の打合せやアドバイスをしています。所責の仕事は営業所内の各事業部を連携させて営業所を円滑に運営することです。毎月の振り返りと今後の方針の決定、ルールの整備、各種承認などを行っています。

QUESTION 03 忘れられないエピソード

メンバーの強みを引き出すのが責任者の役割

成長が停滞し、上昇志向が低下しているメンバーがいました。確かに数字の根拠分析が弱く、管理の仕方も理解が浅い。しかし、観察すると後輩の面倒をよく見ている。後輩の話を率先して聞くのもリーダーの素養の1つです。そこで毎朝20分、責任者の仕事とタスクの全体像を教えることに。すると加速度的に成長し、ついに機種責任者(以降、機責)に昇進。そのメンバーから「初田さんが指導してくれたから機責を目指せた」と言われ、とても嬉しかったです。

QUESTION 04 仕事で大切にしていること

行動の解剖書をつくり差分から成長機会を与える

業績が悪いメンバーがいても置いていかず、必ず引っ張り上げます。それがキーエンス流の育成です。そのために「電話時のリスト作成」「訪問前準備」「訪問時のトーク内容」といった場面ごとに業績が良いメンバーの行動を解剖して情報を共有、差分を見出すことで成長できる機会をつくっています。また、私自身も仕事を何のためにやっているのか定期的に振り返り、その目的が今の時代やメンバー構成、環境に照らし合わせて最適かどうか考えています。

QUESTION 05 キーエンスで実現したいこと

キャリアの先を見せより多くの責任者を輩出

多くの責任者を輩出したいです。これまで入社3年以内の社員の指導は現場に任せてきましたが、3年目ともなると仕事に慣れ、一定の成果で満足してしまう社員も出てきます。人は満足すると成長曲線が横ばいになるものです。そこで、入社2~3年目の社員に対して私から「責任者として求められること」などを伝え、自身の成長余地を認識してもらうことで再度将来の自分への期待を持ってもらい、再び右肩上がりの成長曲線を描けるよう手助けしたいです。

QUESTION 06 就活生へのメッセージ

今のキーエンスに入社できるみなさんが羨ましい

営業には一匹狼のイメージがあり、私も入社前はそう思っていました。しかしキーエンスは違います。個人目標はあっても、先輩、係、エリア、事業部がそれぞれの領分でスピーディーに成長できるよう指導する環境と、助け合う風土があります。そして今や情報共有がシステム化され、私の入社時より営業スキルもより早く身に付くはず。皆さんが羨ましいです。

ONE DAY SCHEDULE

  • 8:30
    エリアマネージャーとして金沢から福岡を統括。週3日間ほどは管轄営業所のメンバーに同行。
  • 13:00
    出張先の営業所を訪問。営業所のメンバーの状況を確認し、管轄エリアの動きをデータで振り返り。
  • 18:00
    訪問営業所の機種責任者と打合せ。月ごとの数字の振り返り、翌月の動きの取り決め、個々のメンバーの状況を確認。
  • 19:00
    承認依頼の確認と承認業務。業績最大化とメンバーの成長促進に向けたさまざまな施策を実行。
  • 20:00
    翌日は別の営業所でまた同行・打合せ。その日のうちに移動して翌日の業務に備えておく。