社員を知る

DIALOGUE #01 若手座談会
キーエンスに入社し、3年目を迎えた若手社員による座談会。
4名それぞれの視点から思いの丈を語ってもらうと、
全員が共通して感じている職場の魅力や、キーエンスだからこそ得られた成長のかたちが見えてきました。
※内容は取材当時のものです
営業職
入社3年目
荒井 遼太郎
大学は商学部で会計や経営を幅広く学ぶ。ラクロス部に所属し、4年次には日本一に輝く。現在は部品や製品のサイズを測る寸法測定機の営業を担当。旅行が好きで、休日には同期とショッピングを楽しんでいる。

開発職
入社3年目
藤岡 雅洋
大学では機械系を専攻。アーチェリー部に所属して、文武両道の学生生活を過ごしていた。現在は荒井と同じ事業部で、寸法測定機の精度を高めるソフトウェアを開発している。最近、ワインにハマり始めておいしいお店を開拓している。

営業事務(S職)
入社3年目
馬野 夏帆
大学は文学部で英文学科を専攻。高校生に大学の魅力を伝えるオープンキャンパスのスタッフを務めていた。現在は、営業事務として営業活動の効率最大化に貢献している。休日はヘッドスパでリラックス。仕事にも慣れ、最近は積極的に自炊するようになった。

販売促進グループ(S職)
入社3年目
河野 愛璃紗
大学は文学部で社会学を中心に学ぶ。アルバイトは、球場やラグビー場でのビール売り子や、家庭教師などをしていた。現在は販売促進グループで営業施策の元となるデータ集計を担当。趣味はスキューバダイビングで、沖縄の離島やセブ島、オーストラリアのケアンズで潜ったことがある。

DIALOGUE 01 入社の決め手 誰かの役に立つ実感と成長できる環境を求めてキーエンスに入社。

私は就職活動中から営業職を志望していて、「若手のうちから大きな責任を任せられて成長できる」と感じたキーエンスに入社しました。具体的にテリトリー制という制度があるので、ギャップもないだろうと思いました。給与が高いのも大きな魅力でしたね。

荒井
私は研究よりも商品開発に興味があり、「実際に手に取れるモノを作りたい」という軸で就職活動を行っていました。キーエンスは直販体制をとっているため、自分の作った商品の付加価値が自社の営業担当を通じてしっかりとお客様に伝わり、評価して頂ける点が魅力でした。

藤岡
私は大学時代のコロナ禍を経て、「安定した豊かな社会づくりに貢献したい」という軸でメーカーや物流業界など、人の暮らしにとって必要不可欠な業界を見ていました。そのため、キーエンスはモノづくり全体に関わっている点がとても魅力でした。また、事務職の中でも、キーエンスのS職は自分のアイデア次第で仕事の幅を広げていける、やりがいのある仕事だと感じ、自分が働くイメージが掴めたので入社を決めました。

馬野
私はグローバルに展開している会社を幅広く見ていたなかで、S職のインターンシップに参加して入社を決めました。インターンシップで話した社員の方が皆さんとても素敵で、生き生きと楽しそうに働いている姿をみて、「ここで働きたい」と思ったことを今でも覚えています。

河野
DIALOGUE 02 入社後のギャップ 先輩のサポートを受け、1年目から幅広い仕事を任される。

入社後のギャップでいうと、仕事を任せられるスピード感は想像していたよりはるかに早かったですね。入社2週間後には営業所に配属され、先輩方と横一線で実務に取り組んでいました。しかしそれは無理な状況ではなく、育成担当の先輩がマンツーマンでついてくれて、疑問や不安点はすぐに解消できるので安心してすすめられました。

馬野
私も、テリトリー制の存在は知っていたものの、入社半年後に営業として独り立ちをする局面になると「本当にここまで任されるのか」と改めて驚きました。今となっては、だからこそこの早さで成長できたなと感じます。具体的には、担当テリトリーにおけるお客様へのアプローチから、PR、打ち合わせ、クロージング、技術サポートまで一連のプロセスをすべて任されます。

荒井
幅広い範囲を若いうちから任せられるという点は、開発職も一緒です。私は寸法測定機のソフトウェア担当をしていますが、機能を実現するソフトウェアのアルゴリズム開発から、機体の制御、お客様の使いやすさを左右する商品のUIまで関わっており、すでにカバー範囲は複数にわたっています。

藤岡
インターンを通して社員の皆さんの人間性には惹かれていましたが、個人がそれぞれの範囲でお仕事を頑張っているものだと考えていました。しかし実際は、想像していたより「協力し合う」風土だったので驚きました。私も最近は困っている人がいないか都度考える癖がついたと感じます。先日も海外出張を控えた担当に必要なデータがないか聞いてみると、まさに沢山のタスクを抱えていたので、協力して取り組みました。

河野

私は正直、若手のうちは先輩の指示に従ってひたすら仕事に慣れていく期間だと覚悟していたのですが、実際は合理性が重視される風土によって理不尽に感じることが全くなく、上昇志向のある先輩方とチームとして高めあうような成長環境でした。例えば、仕事の結果が出ていないときは、先輩はそれをとがめるよりも、「その理由は何なのか?」「どこに原因があるのか?」と忙しい中でも時間を割いて一緒に考え、解決に導いてくださいます。

荒井
私も1年目の頃、大事な指数を間違えるミスをしてしまったのですが、責任者はそれを責めることなく、「今後このようなミスをしないためにどうしたら良いか一緒に考えよう」と次の解決策の話をしてくださったのを覚えています。それ以来同じミスをしたことは一回もありません。私も後輩ができたら、同じように前向きにお話ししたいなと思います。

河野
それは開発職にも当てはまりますね。私も、何事も合理的に話を進められて、前向きに仕事に集中できる環境が理系の研究室の雰囲気と似ていて、働きやすいと感じています。仕事熱心で教育熱心な先輩に囲まれていると、自然とその期待に応えたくなって仕事に集中しています。

藤岡
DIALOGUE 03 成長のポイント 責任感が生まれ工夫や改善を試みるように。その一つひとつが成長の証。

最初は依頼された仕事をこなすのが精一杯でしたが、最近は120%で返すことを心掛けています。例えば、韓国の駐在員が活用したいデータなら「現地法人で共有できるように韓国語も加えておこう」と情報を追加するなど。細かいことでも、相手のニーズを想像し、仕事に+αの付加価値をつけることにこだわれるようになってきました。

河野
「求められる1歩先の行動」は、私も大切にしています。営業事務は電話応対を通じて、キーエンスの”顔”としてお客様と一番初めに接します。お客様が何を求められているのか、適切なヒアリングによってしっかりと見極め、臨機応変に+αのご提案ができるように意識しています。その結果、先輩のようにお客様から指名でご連絡をいただけるようになることが、私の今後の目標です。

馬野
情報共有の活性化など、営業所全体の業績や効率を改善する施策も営業事務の皆さんから発信していただいていますよね。営業の立場からすると、お客様への営業活動にこれだけ時間をかけられるのは、営業事務の存在あってのこと。営業事務の皆さんがいなければ、現状と同じボリュームでお客様との接点を持つことは絶対にできないので、一緒に業績をあげているという感覚があります。

荒井
そう言って頂けると嬉しいです。営業担当の皆さんが日々一生懸命頑張っているのを近くで見ているので、少しでも役に立てることがないかな?と自然と考えています。

馬野
各ステークホルダーとの調整力が、私が成長したポイントの1つだと思います。学生時代の研究は1人で黙々と進めていける内容でしたが、企業での商品開発となると、プロジェクトに関わる人の数や種類が違います。持っている知識や置かれている状況など、人によって前提条件に差があるなかで同じ方向を向いて進むためにはどうするべきか、自分のスタイルが形になってきたと感じます。

藤岡
営業のゴールを「商品を上手に紹介できる」ではなく、「商品によってお客様にどのようなメリットが生まれるのか正しく伝わっている」状態に設定するようになりました。それにより、ニーズを正しく捉えるためのヒアリング力と、商品・業界知識に基づいた提案力がついたと思います。必ずお客様の役に立つと自信をもって提案ができることは、本当に幸せなことだと思います。

荒井
DIALOGUE 04 今、頑張っていること 仕事の背景を考え、スピード感や専門性など自分なりの付加価値を見出す。

最近は業務が一通り分かってきたので、スピードを磨いています。お電話でお客様に見積の提出期限を確認すると、「期限にかかわらずいつも早いので心配していない」とのお声を頂くことが多く、キーエンスの対応の早さが実際に信頼となっていることを実感します。これからもそう思っていただけるように頑張りたいです。

馬野
商品開発における企画から実現の1サイクル目を経験するなかで、気づいたこと・学んだことをしっかりと残しておき、今後私が関わるプロジェクトに活かしたいと思っています。また将来的には、私の技術的な専門性で世界初・業界初の商品開発に貢献したいと考えているので、自分の興味がある分野に関する論文を読んだり、調べものをしたりもしています。

藤岡
どんな依頼に対しても「誰が、どんな場面で、何のために使うデータなのか」背景や目的を把握して、それならばどんな仕様にしようか、アウトプットを自分なりの+αで洗練させるようにしています。これからも色々な条件での依頼があると思いますが、正確性とスピードはもちろん、皆さんの役に立つようなデータを作成して、事業部の意志決定を支えていきたいです。

河野
藤岡さん含む開発職の皆さんが創られた商品は本当に素晴らしいので、その商品の存在と魅力を1人でも多くのお客様に効果的に伝えることが、営業の責務だと思って頑張っています。最近PRの内容には自信がついてきたので、今度はその1回のPR訪問でいかに多くの方に魅力を感じていただくか、ということにこだわっています。

荒井
DIALOGUE 05 皆さんに伝えたいこと 全員で同じ目標に向かうから加速度的に成長し、確かなやりがいを掴める。

キーエンスは会社が進化するための社員の気づきを大切にしているからこそ、年次を問わず気軽に意見を発信できる、フラットな風土です。そして私の周りには、尊敬できる先輩ばかり、同期や後輩も良い人ばかりです。インターンシップに参加すれば本当だとわかってもらえるはずなので、ぜひ参加を検討してほしいです!

河野
営業事務の仕事は、自分が成長すればするほど、ありがとうという言葉をもらう機会が増え、馬野さんだからお願いしたいと信頼してもらえるものだと感じています。そしてそれが私の今の仕事のやりがいです。私がS職と出会ったように、幅広い業界の様々な会社、仕事を知ることで、ご自身に合った仕事を見つけていただきたいと思います。

馬野
「自分の開発した商品を世の中に広く届けたい」と思っている人には最高の環境だと思います。また、「技術力を身に着けたい」と思っている人にとっても、職人気質で圧倒的な知識や経験を持った先輩が沢山いる、素晴らしい成長環境でもあると思います。私たちと一緒に、世界初・業界初の商品を創りましょう!

藤岡
営業職としてこの上ない成長環境であることは私が保証します。そのなかでも、「チームで最大のアウトプットを出す」意識がキーエンスの特徴だと思います。実際に、先輩はご自身の経験やノウハウを本当に惜しみなく伝えてくれます。私も皆さんにお会いする頃には、そんな先輩であれるように頑張ります!

荒井
