KEYENCE RECRUITING

社員を知る

DIALOGUE #04 機種責任者×若手営業対談

キーエンスには短期間で新入社員を一人前の営業担当に育てる仕組みが整っています。
商品の付加価値を最大限世に拡げるため、先輩はどのような指導を行い、若手社員は何を学んでいるのか。
同じチームで働く機種責任者の高桑さんと入社2年目の勝本さんに語ってもらいました。

※内容は取材当時のものです

機種責任者
入社8年目

高桑 一真

小学校3年からラグビーを始め、高校ではキャプテンを務める。大学時代は全国大会でベスト4。就職活動では自己成長できる会社、前向きにチャレンジできる会社を軸に探し、説明会で「挑戦しながら成長できる」と感じたキーエンスに入社。マーキング事業部で包装フィルム用のUVレーザプリンタを扱い、2023年下期に機種責任者に就任した。

若手営業
入社2年目

勝本 達騎

大学では経営学全般を学び、一般企業を誘致した産学連携プロジェクトで経営プランなどを提案していた。若手のうちから最も成長できる会社、待遇の良い会社を軸に就職活動を進め、キーエンスに入社。入社時から高桑にマンツーマンで指導を受け、自分の強みと課題に向き合って成長中。

DIALOGUE 01 成長できる仕組み 先輩が育成に本気。常に率先垂範を心掛け成長を促してくれる。

私たちはUVレーザプリンタを専門に扱っているチームに所属しています。UVレーザプリンタと聞いても馴染みのない方がほとんどだと思いますが、皆さんがスーパーやコンビニで購入された食品の包装フィルムに印字されている、賞味期限などを印字する商品です。

高桑

お客様は食品メーカー様や薬品メーカー様が多いですよね。入社半年後に自分のテリトリーを持って営業を始めた頃は、商品知識も覚えたて。お客様のお役に立てるような説明ができるか不安でしたが、1年後には一人でも商談に手応えを感じられるようになっていました。

勝本

勝本さんが入社した時、ちょうど私がマンツーマンの育成担当でしたよね。勝本さんは入社2日目から電話件数にこだわっていて、とんでもない新人が来たと驚いていました。一方、質の面ではまだまだ改善の余地がありましたので、まずは話の抑揚についてお伝えしたと思います。

高桑

確かに当時は、量に重きを置いてしまっていました。質に関しては、高桑さんが段階ごとに的確なアドバイスをくださるので、それを一つずつ吸収しながら実践していると、大きく成長していたという感覚です。抑揚についても、うまく使えるようになると、お客様とのコミュニケーションがスムーズになっていく実感がありました。

勝本

私達が育成において注力しているのは、営業のロールプレイング(ロープレ)です。ある社員がお客様役となって、相手社員の話し方や提案の仕方についてフィードバックを行うことで、全員の営業力を高めていく。これは新入社員の育成に限った話ではなく、日頃からチーム内で実践し、多くの研修でも行っています。

高桑

多くの事を経験している先輩から頂けるアドバイスは毎回本当にためになりますし、ロープレで商談を事前にシミュレーションできることは、大事な商談の前に「昨日のロープレの通りにお伝えすればきっと大丈夫。」と自信を持てる理由にもなります。

勝本

また実際の商談にあたっては、訪問前と後に必ず1on1ミーティングの時間を設けています。社内ではこれを「外報」と呼び、訪問前はどんな目的で何をお客様に伝えるのかを一緒に整理したり、訪問後はお聞きした内容やお客様のご様子、商談の結果を踏まえて次のアクションを考えたりします。ロープレと外報は毎日行われ、練習、シミュレーション、振り返りをとことん繰り返すことでさまざまなパターンの商品の見せ方、伝え方を学び、営業パーソンとしての土台が作られていきます。

高桑

先輩方からのフィードバックはとても綿密で、育成に本気で取り組んでくださっていると日々実感します。アドバイスいただいた部分を改善することで確実に自分が成長していることを数字でも実感できるので、営業が楽しいと思います。

勝本

「意欲と情熱を持って仕事に取り組み、業績を上げるために様々なチャレンジをする」ということが、営業としてのプロ意識だと考えていて、新入社員の成長は確実にそのチャレンジの一つです。そのためには、私の経験やスキルを伝えるだけではなく、自分が模範となって実践し、背中を見てついてきてもらえるように行動することが必要です。勝本さんがついてきてくれるように、これからも「率先垂範」を頑張っていきたいと思います!

高桑

高桑さんは、これ以上ない背中を見せてくれていると感じています。マネジメントの仕事もあって大変なはずなのに、アクションとしてもお手本を見せてくださる。何でも出来すぎだと思います。私は高桑さんのチームで営業をすることができ、本当に運が良いです。営業面でも、施策面でも、マネジメント面でも、まだまだ学びたいことが沢山ありますので、これからもよろしくお願いします!

勝本

DIALOGUE 02 フラットな環境 オープン&フラットな環境が1人ひとりのチャレンジ精神を呼び起こす。

外報やロープレだけではなく、フラットな環境も若手の成長を後押ししてくれる一因だと思います。呼び捨てやタメ口は一切なく、社員は社長も含めて全員「さん付け」で呼び、年齢や役割に関係なく丁寧語で話します。部活動やゼミの先輩後輩関係でもそうではないことが多いと思うので、それがもっと年齢層の幅広い会社で実践されていて感動しました。もちろん、社内では会議での上座や下座を考えることもありません。

勝本

会議をするのは業績を上げるために一人ひとりがどう考えて行動するべきか話し合い、決めるためです。その場に遠慮は不要ですし、自由闊達に議論することが何より重要。特にキーエンスは社員の気づきを大切にしており、中には新入社員だから気づけることもあります。その良い気づきを拾い上げるのが私たち責任者の役割だと考えているので、会議では私よりもメンバーが話している時間の方が長いです。

高桑

先輩方と話すと仕事への情熱を感じますし、若手を懸命に引っ張り上げようとしてくれているのがわかります。だからこそ、その想いに応えるために自分にできることを必死に考えますし、チャレンジするモチベーションになっていると思います。

勝本

目的を全員で共有し、そのためには何が必要か、フラットに合理的に議論して、決めた内容についてプロ意識を持ってやり切る。このサイクルが仕事においては重要だと思います。そして私たちの目的は、やはり「お客様の役に立ち、業績をあげる」ということ。そのゴールに向かって邁進するチームの一員であるということに、年次は本当に関係ありません。

高桑

それと、オン・オフのメリハリは本当にはっきりしていますよね。高桑さんとは仕事終わりによく食事へいきますが、オンの時とは全く違うエンターテイナーな一面を見ることができて楽しいです(笑)

勝本

オフが充実して楽しいと、仕事で全力を出すことができます。仕事で全力を出すと、そのうち結果もついてきて、仕事に夢中になれます。夢中になるほど仕事は楽しくなりますし、仕事が楽しいとオフの休日なども、どうやって楽しもうかと考えるようになるんです。

高桑

DIALOGUE 03 就活生に向けて 学生の皆さんへのメッセージ

私は「若手のうちから最も成長できる会社」を探してキーエンスに巡り会い、頼りになる先輩方に営業の基礎から、ビジネスパーソンとしての素養まで教わって、日々成長を感じながら仕事に打ち込めています。現在、UVレーザプリンタの営業としては高桑さんがトップを走っていますが、いつか私が追い抜いてトップになる予定です。キーエンスの環境があれば、想像以上に成長できるはず。ぜひ一緒に働きましょう。

勝本

キーエンスは世界中のモノづくりを進化させる会社です。世界中のお客様に役に立つ商品を届け、その過程で自己成長を成し遂げることができます。大きな使命感を持ち、自分の成長にもワクワクしてください。意欲的な方と一緒に働けることを願っています。

高桑