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自分を「深く」知り、
企業を「広く」知った上で、
企業を「本質的」に見極める。

自分を「深く」知ること

「深く」知るという観点で大切なことは、自分が企業を選ぶにあたって大切にしたい“価値観”の意味を『具体化』できているかということです。

たとえば「若いうちから仕事を任されたい」「魅力的な社員と働きたい」「社会的貢献度が高い仕事がしたい」など、抽象的で曖昧な表現で終わっていないでしょうか? それを「いつぐらいに」「どれくらいの範囲で」「どのように」など、具体的に掘り下げられていますか? 掘り下げができているとするならば、明文化した言葉を見て、心から納得できますか?

そして納得できるものを抽出できているのであれば、「なぜそれが重要なのか?」をさらに深掘りすることです。このプロセスを繰り返すことが、本質的に自分が大切だと感じる“コアな価値観”の発見につながります。

就活モードに入ると、物事を本来の自分とは異なる「軸」で判断したり、過度な「理想像」を追い求める傾向があります。「内省する」アクションをしっかりと実行し続けることが、皆さんのこれからの成長・キャリアにとって極めて重要なことだと私たちは考えています。

企業を「広く」知ること

学生時代に見えている世界は、世の中のほんの一部。現実には、皆さんの知らない世界や誤解している世界が広く存在しています。
まずは、現時点で興味度合いが低い業界へも可能な限り目を向け、足を運んでみることが皆さんの視野・可能性を広げることにつながります。

多様な情報がいとも容易く収集できる時代だからこそ、自分の目で見て「リアルに感じる・判断する」ということが重要です。「周囲の言っていることは本当に正しいのか?」「その表現は果たして適切なのか?」常に問題意識を持ち、自分自身で企業を見極めていくスタンスで就職活動に臨んでほしいと思います。

本質的に企業を見極めるということ

定性的な感情や想いのみで就活を走り、意思決定すると、入社後のギャップにつながる可能性があります。一旦立ち止まり、「fact(事実)ベース」で物事を判断する癖づけをしていきましょう。

factの押さえ方は2通りあると思います。
1つ目は、「具体的に何をしているのか?」を問うこと。ビジョン・ミッション・メッセージで表現されている内容について、就職活動を通じて出会った社員へ「具体的に○○さんは何をしているのですか?」と聞いてみてください。企業が就活メッセージとして発信していることと、社員の働き方や現実にギャップがないか、自分の想像や期待とズレていないかを確認する作業は妥協してはいけません。

2つ目は「定量的に・数値的に」確認すること。会社の利益率、成長性(伸び率)、海外展開率、新規事業比率、従業員数、平均年齢、離職率など、企業のハード面も大切ですし、社会人生活のイメージをリアルにする休暇日数、労働時間、年収、拠点数なども看過できない内容だと思います。

そして重要なことは、定量的な事実を見て一喜一憂するのではなく、ポジティブな内容であれば「なぜそれを実現できているのか?」、ネガティブであれば「なぜその状況になっているのか?」をしっかりと分析する。短期的でなく、長期的・将来的にどう変化するかを客観的に判断するためには必要なプロセスです。

もちろん、「理=ロジック」がすべてというつもりは一切ありません。
ただ、論理的に考えるとどうなるかということを押さえた上で最後の一歩を感性で踏み出すのと、論理がない状態で感性のみで判断するのとでは大きく違ってきます。

「理=ロジック」を前提として、「情」を乗せて判断する。
頭は「冷静に」、心は「情熱的に」! 

就職活動において大切なのは、皆さんの等身大の姿と私たち企業の働き方や風土、環境などを余すところなく見せあい、丁寧にマッチングを図ることだと思います。
自分のファーストキャリアを決める大切な選択ですから、勢いや流れで決めるのではなく、多角的な側面から見て、多様な選択肢の中からしっかりと見定めていただきたいと思います。
就職活動をとことん楽しんでください!