社員を知る
キーエンスにはモノづくりの醍醐味が詰まっている
INTERVIEW #09
YUSUKE SUGIURA

QUESTION 01 自己紹介
杉浦 悠介商品開発職 入社5年目
神奈川県出身。幼い頃から自動車レースが好きで模型ラジコンカーに熱中。学生時代は国内外のレースに出場し、これまで日本選手権で9回優勝。日本代表として世界選手権にも出場し、最高3位を獲得。現在も練習を重ね毎年開催される日本選手権に参加している。
※ 内容は取材当時のものです

QUESTION 02 仕事内容
自分で構造モデルを考えセンサを進化させる
工場の自動化に欠かせない汎用センサの構造設計や性能強化を担当しています。商品コンセプトに合わせて自分で考えた構造をモデル化し、試作と評価を繰り返して完成度を高めていきます。センサは工場内の1つの装置に何十台も使われるため、小型化、耐久性の向上、コストダウンを全て求められますが、どう両立するかが難しく、どのプロジェクトでも試行錯誤を繰り返して新しい技術を取り入れており、アイデアが形になった時は大きなやりがいを感じる瞬間です。

QUESTION 03 忘れられないエピソード
入社後最初の仕事で商品の中核機能を開発
入社後初めての業務が「小型で最も高効率な電磁石の開発」でした。予め基礎的な検討はされていたものの、商品の中核機能を任されたことに驚きました。最適な設計まで踏み込んだ文献がなかったため基礎的な原理を基にイチから検討し、実測しながら理論を確立。試作や量産トラブルも乗り越えて競合他社より強力な電磁石の開発に成功しました。先輩にアドバイスをもらいながらも1人でやり遂げることができ開発者としての達成感を味わえました。

QUESTION 04 仕事で大切にしていること
高品質を維持するため小さな違和感も見逃さない
商品開発に取り掛かる上で机上の計算やモデリング、シミュレーションは必ず行います。しかし、全てを机上で終わらせてはいけません。実物に触り、使用感を確かめながら開発業務を進めることが大切です。実物に触れることで新しい気付きや発見があり、課題を抽出できます。キーエンスの多くの商品は工場での24時間稼働が前提です。量産工程でも常に安定した品質を維持できるよう、普段から小さな違和感を見逃さずモノづくりに向き合っています。

QUESTION 05 キーエンスの好きなところ
各部門との距離の近さが世界初を生み続ける秘訣
キーエンスは商品の販売を代理店に任せない直販体制を敷いています。企画、販促、営業などの各部門と開発の距離が近く、お客様の声も聞けるので本来はトレードオフになりやすいQCD(品質・コスト・納期)も最適なバランスで向上させることができ、この仕組みと若手のうちから重要な仕事を任せる社風によって世界初・業界初の商品を生み続けています。社員の成長を促してくれますし、「良いモノを作りたい」と考えている方には最適な環境です。

QUESTION 06 就活生へのメッセージ
商品や付加価値を生む醍醐味を感じてほしい
モノづくりに興味があり、自動車が好きだったので就活中は自動車メーカーに行くか悩みました。しかし、自動車には部品が数多あり全体を経験することは難しいだろう、それよりも様々な観点から1つの商品に関わりたいと考えキーエンスに入社しました。ここでは自分のアイデアで世の中にない新しい商品、付加価値を生むことができます。ぜひモノづくりの醍醐味を味わってください。

ONE DAY SCHEDULE
-
9:00朝礼後に販促グループとミーティング。各部門とすり合わせを行いながら商品の最適化を図っていきます。
-
10:30試作部品の組み立て、評価。レーダー式レベルセンサ開発の際は社内に高さ3mのタンクを導入して実験した。
-
15:00キーエンスの商品の部品を製造してもらうメーカーとミーティング。社外とのコミュニケーションも活発です。
-
18:30新プロジェクトの構造リーダー業務として各種進捗を整理し、それぞれの課題の対応。部署内DRも。
-
20:30報連相メール作成して帰社。週末は模型ラジコンカーの日本選手権に向けて国内のサーキットで練習に励む。