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Voice 02

Special その「夢中」が、鍵だ。

Voice 02 [女性座談会]

Voice 02 「夢中」が生まれるカルチャーとは

女性が活躍する最前線

キーエンスで活躍中のビジネス職女性社員による座談会。
入社の決め手や会社の魅力、日々のやりがいなどを、それぞれの視点から話していただくとともに、
キーエンスで働く中で感じている想いについても、女性ならではの目線で語り合っていただきました。

  • Ayaka Nishimura

    西村 彩夏

    資材管理部
    2010年入社

    頼れる姉御肌で、後輩指導はお手のもの。資材管理部にS職として入社後、2019年にビジネス職に転換。キーエンス全商品に使われている無数の部品を、スケジュール通りに必要量調達するため、各取引先との折衝を行っている。趣味は夫と野球観戦・サウナ巡り。

  • Chisato Oyama

    大山 知理

    画像システム事業部 CEグループ
    2018年入社

    いつもポジティブ、多才な理系女子。営業担当とお客様のやりとりを技術面からサポートするコンサルティングエンジニアとして活躍中。コロナ禍をきっかけに始まったWEBセミナーを成功に導いた立役者でもある。競技ダンスで日本一になった経歴を持ち、ダンス動画を撮影・配信するのが趣味。

  • Tomomi Tanaka

    田中 睦美

    自動認識事業部 営業担当
    2018年入社

    責任者から後輩まで皆に愛される頑張り屋。入社2年目で最優秀営業賞を受賞した実績を活かし、営業所でグループリーダーとして活躍中。後輩の育成と施策の推進を担い、チームの要となっている。休日は友人とのランチや買い物、ドライブなどで、平日仕事に全力で取り組むためのエネルギーをチャージしている。

  • Ayane Uehata

    上畑 彩音

    自動認識事業部 販売促進グループ
    2017年入社

    いつでも場を楽しくできる関西マインドのバイリンガル。営業職として入社後、販売促進グループへ異動。現在は海外のマーケティングを担当している。得意の英語力を活かして、海外の社員と密なコミュニケーションを取ることで、市場の開拓に挑戦中。週末は買い物や映画鑑賞に出掛けて、自分らしい時間を過ごすのが好き。

※ 2022年6月取材当時の内容です。

Special

Voice 1

キーエンスに入社を決めた理由

西

「世の役に立つ商品を拡げていく会社で働き、社会に貢献したい」という想いからメーカーを中心に就職活動をしていました。その条件に合っていたことに加え、採用面接が独特だったこともキーエンスに惹きつけられた理由。用意した回答ではなく、自分の考えをありのまま話すことができた面接は新鮮でしたし、選考が進むにつれ自分の価値観に合う社風を感じるようになり、入社を決意しました。

キーエンスに入社したのは、さまざまな面で「日本一」の企業だと考えたからでした。競技ダンスで日本一を目指していた経験からわかるのですが、「強豪」と「一位」の間には、圧倒的な差があるものなんです。その圧倒的な環境に身を置きたくて、志望しました。

私は学生の頃から何事にも「自分を超える目標設定」をするように心がけています。今の実力では手が届かないゴールを目指し、逆算したシナリオを立て、それを確実に実行することで目標を達成した時に感じる喜びは、生きがいにもなるからです。キーエンスでなら就職後も自分を超え続けるために全力で仕事に取り組み、目標を達成する喜びとやりがいを感じることができると思って入社しました。

海外で働くことが昔からの夢だったので、グローバルに事業を展開している企業を中心に、就職先を探していました。キーエンスを選んだのは、取引業界が幅広い点、海外での売上を伸ばし続けている点に、高い将来性を感じたからです。また、別会社からも内定をいただき、進路を迷った際に、キーエンスの人事担当の方にかけてもらった言葉も印象的でした。「人生がかかってるんだから、悩むのは当然。納得できるまで考えて」。その言葉に「学生に対してもここまでフラットに向き合ってくれる企業は他にない」と感じました。

Voice 2

入社後に感じている、
キーエンスの魅力

西

キーエンスは、ひとつの目標に向かって一丸となる力が本当に強く、社員全員が仕事に一生懸命な会社だと思います。この強みを実現できているのは、若手でも意見をどんどん出すことができ、努力の結果が公平に評価される風土があるからこそ。横並びでいられるから、強いつながりを持てるのだと思います。

チーム全員が切磋琢磨しながら、ひとつの目標に向かって精一杯努力している空気感が魅力ですね。もちろん結果も大事だけど、キーエンスの責任者はその「努力の中身」まできちんと見て、認めてくれます。頑張りを認めてもらえると次への原動力になるし、結果が出ないときには努力の中身を分解してどう改善したらいいか一緒に考えてくれる。またこの判断も合理的なので、納得して次に進めるんです。

田中さんが言ったような「努力の中身」=「個人が成長するためのプロセス設計」を丁寧におこなう会社ですよね。ただ「頑張れ」って言うんじゃなくて、今の自分に足りないところが何で、成長するために何をすべきか、というアクションプランも、責任者や先輩が一緒に考えてくれる。だから、全員が着実に成長していけるんです。それと、これは入社後に感じた良いギャップだったのですが、本当に社員が優しくて、いい人ばかりですね。

西村さんが言った「若手でも意見を出せる」という点に加えて、理にかなった意見が即採用される、というところもキーエンスの魅力。以前、イタリアで販売計画が決まっていなかった新商品に対して、現地で「売りたい」という声が多数あがったことがあったんです。そこで私なりに現地マネージャーと協力し市場動向やデータを集めてみると、大きな可能性があるとわかってきました。その内容を責任者に報告し、議論した結果、イタリアでも販売することが決定。誰の意見だとしても、その意見の合理性や本質を見て判断をするところがいいなと思っています。

本当に、年齢や属性といった色眼鏡を掛けて人を見る、ということがないですよね。そういった風土が根付いているから、男性が多い営業職であっても、女性だから、という理由で差を付けられたことはありません。もちろん高いところにある物を取ってくれたり、重たい荷物を持ってくれたり、そういった配慮はあるんですけど(笑)。本当に全メンバーがフラットに働いていける職場です。

Voice 3

これまでに経験した“壁”と、
それを乗り越えた方法

西

私が難しいと感じたのは後輩メンバーの育成ですね。後輩にアドバイスをしたはずの内容が思うように伝わっておらず、仕事が進んでいなかったり、別の仕事に応用してもらえなかったり、ということがありました。そんなときに先輩から「教えるだけ、になってない?相手の話も聞いてる?」と言われて、ハッとしたんです。相手の考えを知る努力をしないと、良い指導はできないと気付くきっかけになりました。

私は目の前の仕事に一生懸命になるタイプなので、入社してすぐの頃は数ある業務を俯瞰して見ることが苦手でした。ある日、必死に目の前の仕事に取り組んでいると、先輩から「その仕事って本当に一番重要なの?」と質問されました。その言葉に「よくよく考えればこの仕事って優先順位は低いかも……」と気付けたんです。それからは業務内容を広い視野で見渡して、重要度や緊急度別に整理してから対応できるようになりました。

学生時代の勉強は、与えられた問題集をやればやるだけ結果が良くなるもの。でも、仕事は努力が結果に直結することばかりではなく、初めはすごく苦労しました。仕事において努力しても結果が良くない場合、「課題の所在と解決策」に加えて、「見込める効果とその解決にかける時間」なども全て自分で考える必要があります。物事を多角的に考え、同時に行動もしていく。すごく難しいことですが今ではこのステップを「能動的に考え動くからこそ、自分らしい改善方法や+αを加えることもできるチャンス」と捉えて楽しめています。また常に隣にサポートしてくれる先輩方がいて、ためになるアドバイスをくださるので、安心しながらチャレンジできているんだと思います。

販売促進は経験豊富なメンバーが多いグループ。異動してすぐの頃は、周囲の実力に圧倒されて、自分は若手だからと、なかなか意見を出せずにいました。そんなとき先輩から「必ずしも正解じゃなくていい。あなたの意見に意味がある」と言われたんです。この言葉をいただいてからは「若手だからこその視点」や「語学力を活かして得ている現地の視点」を素材に、自分だからこそ持てる意見、さらには自分にしかできない仕事を見出すことを大切にしています。

Voice 4

仕事を通じて、成長できたポイント

若手であっても責任のある仕事を任せてもらえるので、「まずやってみる実行力」と、その後の「業務を遂行する責任感」が備わったと思っています。またキーエンスは物事の本質を見て動くこと、「なぜ?」「どうして?」を深掘りすることを誰もが大事にしている会社。そういった本質を捉える力が入社後に飛躍的に伸びたと感じていますね。

西

「なぜ?」「どうして?」を深掘りする姿勢は大事ですよね。私も仕事中は常にアンテナを張って、人が発する疑問などの“引っかかり”をキャッチし、それが例え小さなことであっても、必ず解決するようにしています。キャッチした課題の難易度が高い場合は、周囲を巻き込んで解決方法を考えることも多いですね。そういった動き方を大切にすることで、仲間と密に対話する力も磨かれてきたと感じます。

コロナ禍に立ち上がったWEBセミナーの司会者を担った経験は、自分が得意な「人を楽しませる」ことと、仕事がつながった経験であり、自分を大きく成長させる機会にもなりました。お客様に直接お会いできないなかでもどうやって接点をつくるか模索し、単調にならず楽しく視聴できる動画構成を考える。このような経験をしたことによって、商品の特性や機能といった枠だけに捉われることなく、キーエンスを選んでただくためにはどうすべきか、を多角的に考えられるようになったと感じています。

私はチームとして営業活動をおこなうなかで多様な価値観を尊重する姿勢が身に付いたなと感じています。同じ目標に向かうチームでも、そこにたどり着くために個々人が考える方法はさまざま。そういった異なる価値観を認め合って、良い点は共有し、悪い点は全員で調整をかけていく。すると目標により素早く、効率的に近づくための最善策が見えてきて、チーム全体が段々と強くなっていくんです。

Voice 5

今、こんな仕事に夢中!

西

納期状況を可視化する新システムの構築に夢中です。コロナ禍の影響で部材入手が困難になったことをきっかけに始まったプロジェクトですが、今このシステムを作っておくことが、今後もずっと部署全体、ひいては会社全体に役立つはず。部署や会社全体に大きな影響を与えるようなプロジェクトに携われることに、やりがいを感じています。

先回りして市場のニーズを把握するために、お客様や営業担当の声を広く集めることに夢中になっています。何気ない一言であっても、多くの人に話を聞くうちに「あ、この人も言ってる」「この人もだ!」と、情報が重なり合う部分が見えてくるもの。この重複部分こそが今後着目すべきニーズにつながっていると考えているので、どんな会話からも「何かを得よう」とアンテナを張るようにしています。

リーダーを務めているグループには、後輩メンバーが3人いるため、その育成業務に夢中です。彼らには他の営業所に異動になったとしても役立つような力を身に付けてほしい、と思っています。素晴らしい成果をあげてくれることも多く、それを自慢げに報告してくれると誇らしいですし、愛が増して、より指導に夢中になっていける自分がいますね。

海外現地法人の売上アップ、販路開拓に夢中ですね。駐在員を介さなくても現地担当者と密にコミュニケーションを取れる英会話のスキルや、担当者にわかりやすく趣旨が伝わるための配慮が行き届いた資料作成など、自分らしさを存分に活かしながら新たな市場を開拓していきたいと考えています。

Voice 6

キーエンスでの将来について

男性だから、女性だから、職種が違うから。そういった「枠組」に捉われることなく、全員が一丸となって大きな目標に向かっていける。それがキーエンスで働くということかなと思います。どんな立場であったとしてもキーエンスというチームの一員として、「目標に向けて真摯に誠実に、一生懸命努力できるか」が大事なんです。

業界柄、男性の人数の方が多いのは事実だけど、田中さんが言うように、私自身も「女性だから苦労をした」という経験はないですね。むしろマイノリティな視点で物事を見られるから鋭い意見を出せたりして、女性であることが強みになっているくらい。

私も「面倒見が良く、頼りになるお兄さんがたくさんいる」と、逆にプラスに捉えています。将来、子育てと仕事を両立するママさん社員になるのが私の目標。時短勤務などで時間的な制約は出てくるだろうから、そんな中でも必要とされる存在でいられるように「大山だから」という強みを見つけていきたいです。

今は若手が多いけれど、女性社員が年齢を重ねていくのに伴って、大山さんが目指すようなママさん社員も増えていきそうですよね。私は海外駐在を任せてもらうことが夢。営業を経験した後に海外マーケティング担当となり、海外駐在をした、という女性社員はまだいないので、その第一号となって後輩たちが描くキャリアの見本になれたら嬉しいなと。

西

これまでは女性社員の数自体が少なかったので活躍事例がそれほど多くはありませんでしたが、キーエンスはそもそも「会社を成長させ続ける」という大きな目標に向かって合理的に考える企業。優秀な女性が長く働けることは必ず会社のプラスになるはずなので、女性が活躍する場面も増えていきそうだな、と思っています。

皆さんの想いを聞いて、胸が熱くなりました。私の目標は「妻でもキーエンス」「母でもキーエンス」。女性だからできないということは全くないと思っています。ここにいるメンバーと一緒に、切磋琢磨しながら長く活躍していきたいですね!

Voice 7

学生の皆さんへのメッセージ

キーエンスに対して「ハードで大変そう」というイメージを持っている方も多いかもしれません。でも実際は、仕事に集中できる環境が整った、オープンでフラットな会社。もちろん壁にぶつかることもありますが、それを乗り越えられる丁寧な指導を受けられますし、壁を越えた先では、きっとひと回り大きく成長した自分が待っていますよ。

会社全体としての目標も、社員個人が目指す目標も、どちらも明確に設定されているのがキーエンスのいいところ。「これを達成しよう!」「こんな人になろう!」という将来像を明確に持って進むことで、着実に自分を成長させていける環境があります。

西

キーエンスは若いうちから責任のある仕事を任されるので、大きなやりがいを持って働ける会社だと思います。またオン/オフの線引きがしっかりとしているのも、キーエンスの働きやすさのひとつ。仕事は皆で助け合いながら集中して頑張り、プライベートは気持ちを切り替えて全力で楽しむことで、人生の幅を豊かに広げていけますよ。

就活生の皆さん、目を閉じて想像してみてください。愛があって常に前向きで、全力で仕事に取り組むかっこいい先輩と、不器用ながら一生懸命に努力し、成長し続ける後輩。そんな仲間に囲まれながら、大切なお客様に喜んでいただける提案を考え、チームで掲げた高い目標の達成のため一生懸命仕事に取り組む……。こんな働き方に少しでも胸が高鳴ったなら、ぜひキーエンスの扉をノックしてみてください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!