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「海外の営業サポート」に、夢中。

Work and People仕事と人

Interview

ビジネス職

今田 浩敬

「海外の営業サポート」 に、夢中。

海外現地法人の営業担当たちは、営業ツールをどう使って、お客様に効果的な提案をしてくれるだろうか? こうした方がお客様は理解しやすいんじゃないか? ……考え出すと止まらない。それくらい海外の営業サポートに没頭しています。

Hirotaka Imada 今田 浩敬 販売促進グループ 海外担当
入社10年目 (2021年4月取材当時)

業務内容

販売促進グループは、新商品の立ち上げ、販促ツールの作成、営業担当の営業力・技術力育成、技術サポートなどを行う。さらに、営業所・営業担当ごとの売上や営業プロセスの進捗、最終結果のデータを分析し、次の販売戦略の立案も担っている。その中で今田が担当しているのは、海外現地法人のサポート。現地の営業担当の状況や市場に即したサポートを行っている。

PERSONALITY

海外留学、インターンシップ。
紆余曲折を経て出会ったキーエンス。

「ファッション関連の仕事に就きたい」。大学時代にそう夢を描いた私は、卒業後にアメリカのファッション専門の大学へ進学するために語学力を磨こうと考え、大学を1年休学し、カナダへ留学。しかし、帰国後、アパレル関連会社のインターンシップに参加して感じたのは、「自分が思い描いていた仕事ではない」という違和感でした。ファッションは華やかでカッコいいものという幻想を持っていたのだと思います。そして、この経験を通して、もっとさまざまな業界を見てみたいと思い、一旦就活に取り組もうと方向転換しました。

自己分析を進めた結果、たどり着いた会社選びの第一の基準は、日本のモノやサービスを海外に広げていけること。留学時、多くのカナダ人が日本車に乗っていて、「長持ちしていいね」と話しているのをよく耳にしたこと、アルバイトをしていたバーに日本のビールを目当てに来ていたお客様を目にしたこと。これらの経験から、日本のモノを海外に持っていって喜んでもらう仕事はどんなに面白いだろうと思うようになったのです。また、自分の頑張りがフラットに評価されることも重要な基準でした。キーエンスは私の会社選びの基準にドンピシャ。入社9年目に販売促進グループの海外担当となり仕事に取り組む今、時を経て自分の思いが実現していると感じています。

WORK

5年間の営業経験で、
成功の確率を上げる“極意”をつかむ。

入社後は営業として配属されました。担当を任されたのは、世界でも名だたる大手メーカー。お客様が何を求めているか、どんな提案をすればいいか、最初はわからず戸惑いました。でも、わからなければ聞けばいい。日々お客様を訪問し工場内で課題の確認を行い、商談し、ときにはうまく提案できず悔しい思いをしたり。その繰り返しを経て、お客様の課題や思いを自然に汲み取れるようになっていきました。

そんな中、1年目から目標数字をクリア。今思えば、1年目に任せるにはハードルの高い環境で、要求水準の高いお客様を任されたことで、急成長できたのかなと思います。あとで責任者に聞いたところ、「今田さんなら大丈夫。まずは任せてみようと考えていた」と(苦笑)。チャレンジさせてくれた責任者には感謝しかありません。その後、5年間の営業経験でつかんだ極意は、現状を正確に把握し、そこから思い描いた理想にたどり着くにはどうしたら良いかを深く考え、さまざまなパターンでシミュレーションして準備をすること。そうすることで失敗の可能性を限りなく無くし、成功の確率を上げることができると確信できました。この極意は次のキャリアの礎になっています。

営業時代に培った知見を活かし、
世界中の拠点の販売活動をサポート。

6年目に販売促進グループ国内担当に。自分の担当や営業所の業績を最大化させることが仕事だった営業時代と違い、その対象が全国に広がりました。考え方の異なる営業担当たちの方向性を一致させることは決して簡単なことではありません。しかし、営業活動の成功の確率を上げる極意は同じ。さまざまなパターンでシミュレーションして思い描いた販売戦略が成功した時は、何ものにも代え難い喜びを感じます。

そして2020年から海外担当に。課題は、現地の商習慣や市場特性、常識を含め実態を詳細に把握するのがコロナ禍で難しい中、どうしたら営業担当が効果的な営業活動を行えるか? そこで実態把握の手法を試行錯誤し、導き出した解の一つ。それが、現状活況な特定業界に対しての販売の成功事例を世界中から集約し、実際の工場での使用状況を具体的にバーチャル空間で再現した営業ツールを制作し、世界中に再度展開することです。その結果、今、営業担当から「この営業ツールのおかげでお客様にメリットを感じてもらえた!」という声が続々と届いています。営業時代にこの業界のお客様を担当し、お客様の課題も、それを解決するための商品の訴求ポイントも熟知していたことが、今回大いに役立ちました。これに限らず、キーエンスが価値を提供できるテーマは無限にあると感じています。本当の勝負はこれからです。

現状を知り、
そこから思い描いた理想に向け、
力を尽くすことが
成功への近道である。