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「Whyの追求」に、夢中。

Work and People仕事と人

Interview

エンジニア職

大堀 宏海

「Whyの追求」 に、夢中。

キーエンスは「リーダーが決めたからやれ」で動く会社ではありません。なぜこの開発目標なのか、遠慮なく聞いてくるメンバーに必要なのは「確かにそれなら売れる!」という納得感。その「Why」を見つけることに、私は夢中です。

Hiroomi Ohori 大堀 宏海 商品開発グループ
入社13年目(2021年4月取材当時)

業務内容

製造業・物流業・小売業などの現場にて高い読取能力で作業性を飛躍的に向上させるハンディターミナルやバーコードリーダ、その周辺機器などの商品開発を担当。大堀はその商品の心臓部となるソフトウェア開発からキャリアをスタート。現在は、国内に止まらずグローバルに拡大するお客様の現場の課題と向き合い、プロジェクトリーダーとして新商品開発の全責任を担っている。

PERSONALITY

「ユニークな発想」と「成長スピード」で
圧倒的な存在感だったキーエンス。

私がキーエンスの説明会に参加したのは、当社に内定していた先輩に勧められたからでした。この先輩が普通は考えつかない視点で物事を捉えるとても面白い方で、「この人が勧めるなら何かある」と思って。その予感は的中。こういう従来とは異なる視点で物事を発想し、ユニークなモノづくりをしているからこそ好業績が出せるんだなと、目が見開かれる思いがしました。「『何を』ではなく『どう』つくっているか」を軸に就活をしていた私の中で、一気にキーエンスが第一志望群に! 思えば運命的な出会いでした。

最終的な入社の決め手は一人前になれるまでの期間が短いことでした。当時、他に志望していたプラント系の開発期間は5~10年。一方でキーエンスでは同じ期間で3つ以上の商品の開発に関わることができます。早いペースで成功や失敗を繰り返し、短期間で成長したかった私には願ってもない環境です。実は入社後にソフト開発を志望した動機も、ハード開発よりさらに結果が出るのが早いから。その期待通り、キーエンスは今も私を最速で成長させてくれる環境であり続けています。

WORK

開発だけでなく直接現場の声を聞く経験で、
広い視野を獲得する。

入社後は、ハンディターミナルや固定式バーコードリーダの分野で、さまざまなソフトウェア開発に携わりました。キーエンスは「最小の資本と人で最大の付加価値をあげる」が基本。一人の守備範囲が広く、常に適度なストレッチ状態です。まさに“成長の筋トレ”を繰り返す感覚に、手応えと満足を感じました。そして7年目、開発に携わっていたバーコードリーダが世に出るタイミングで一旦開発を離れ、販売促進の部門への半年間のCDP(※)を経験。ここでの現場経験が、私のターニングポイントとなりました。

自分が開発したバーコードリーダの評価を、お客様や営業担当から直接聞けるのは貴重な機会。国内営業所のすべてを訪問し、お客様への技術的なコンサルティングも経験しました。ユーザー視点で商品と接する中で「いかに早く正しく読み取るか」だけでなく、機器の使い勝手、機器のセットアップや制御方法など、コアとなる読み取り性能を使いこなすことにさまざまな “困り事” があることを発見したのです。その解決手段の一つとして重要となるのが、通信機能の改善。そこでソフトウェアリーダーとして開発に帰任すると、すぐに通信をサポートする通信ユニットの開発を提案し、企画から一年かけずに開発しました。目論見通り市場は好反応。現場を知ることで、開発視野の「広がり」を手に入れられたことは大きな収穫でした。

※CDP:Career Development Program。他部門の業務を短期間経験し、対象者の育成を加速する制度。

プロジェクトリーダーとなり、
世界の製造現場の“困り事”と向き合う。

開発実務に責任を持つリーダーとして経験を積んだ10年目、商品コンセプトから予算に至る商品全体に責任を持つプロジェクトリーダーに。その現場で今最も真摯に向き合い、日々苦労しているテーマが、プロジェクトの「Why」。具体的に言うと、目標や課題を設定するだけでなく、そもそもなぜその商品をつくるのか、というモノづくりの背景をメンバーにしっかり伝え浸透させることです。この背景への納得感こそがメンバーの熱意や情熱につながり、プロジェクトが良い方向に向けて加速します。さらにキーエンスの事業はグローバルであり、世界の製造現場の“困り事の共通解”を見つけ出せれば、強力な拡販力・影響力のある汎用商品を生み出せるはずです。

「言うは易く行うは難し」。責任は重いですが、「Why」を極め、自分の判断で舵を切った方向にチームを動かす醍醐味があります。また、大きな予算を扱い、多数の国内外の協力会社と連携してスピード感のある開発をハンドリングする緊張感。このプレッシャーこそ、10年強の経験を積んできた私にふさわしい“筋トレ”です。ゴールにたどり着き、大きな成果を生み出すことが私の成長の証なのです。

世界の共通解を見つける。
その成果の先に
自らの成長がある。