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「終わりなき挑戦」に、夢中。

Work and People仕事と人

Interview

ビジネス職

若杉 直輝

「終わりなき挑戦」 に、夢中。

改善を積み重ねる生産管理に「100点満点」はありません。ゴールは常に進化していきます。それでも一歩ずつ、目標に向かって着実に終わりなき挑戦を続ける。私にとってそれは苦労ではなく、夢中に取り組めるやりがいなのです。

Naoki Wakasugi 若杉 直輝 生産管理部門
入社6年目 (2021年4月取材当時)

業務内容

生産管理部門はキーエンス全商品の当日出荷体制を維持するために、生産計画~生産~出荷をコントロールする部門。複数の協力工場から商品の製造に最適な一つの工場を決定して立ち上げ、「部品手配」にはじまり、「生産・出荷計画」「生産工程管理」「出荷管理」を経て、商品センターへ納入する。若杉は工場の「生産工程管理」を担当。司令塔的な役割を担い、日々改善・効率化を図りながら、当日出荷体制を強化している。

PERSONALITY

適性を活かし、
誇りを持って働ける会社との出会い。
迷いはなかった。

大切な家族に「誇りを持って語れる仕事」に就く。就活の軸となったこの思いのきっかけは父でした。外資系企業で自信に溢れバリバリと働く姿がかっこよく、自然と自分を重ね合わせるようになったのです。最初は単純に大手志向でしたが、友人と情報交換する中で知ったキーエンスは、会社の強みが明快でした。競合他社にはない、「直販体制・業界初の商品・当日出荷」を武器に、プライドを持って働く自分の姿がイメージできた私は迷うことなくキーエンスを選びました。

生産管理部門への配属を聞いた時は、「当日出荷」というキーエンスの競争力を支える仕事の内容に大いにやりがいがありそうだと感じ、また、計画性が求められる生産管理業務が、自らの適性に合うとも直感しました。実は大学時代に念願だった語学留学を叶えた時も、入学当初からアルバイトに励み、計画的に留学資金を貯めてから実行に移した、いわば“戦略家“。目標に向かって用意周到に業務を遂行することに自信があったのです。そして、その直感は間違っていませんでした。

WORK

3年間のキャリアステップで着実に力をつけ、
成功体験を得る。

1年目は、会社を代表するセンサ事業の生産工程管理を先輩とともに担当。主力製品を通して、業務の基礎を学びました。この仕事は協力工場との折衝が不可欠ですが、相手はモノづくりのプロ。中途半端な知識では通用しません。その現場で揉まれながら専門知識や工程管理能力、発言力を磨き、地力を養っていきました。3年目にCDP(※)の一環で、生産の前工程で部品調達を担う資材管理部門に異動したことが一つの転機に。部品メーカーとの価格・納期交渉や、人脈・関係性を築くことで、視野を広げることができました。おかげで4年目に生産管理部門に戻ると、より精度の高い管理業務が可能に。さらに生産工程全体も俯瞰できたことで、ある改善点にも気づきました。

その改善点とは、全社を巻き込んだロス低減の取り組みです。効率的な在庫運用方法を思いついた私は、すぐに上司に提案。社内で目標を共有し、利用フローの仕組みをつくり上げた結果、大幅なコスト削減を実現しました。

※CDP:Career Development Program。他部門の業務を短期間経験し、対象者の育成を加速する制度。

司令塔としてコロナ禍の窮地に立つ!
100名のプロ集団を動かしたものとは?

自らの真価が試されたのは、コロナ禍が世界を襲った2020年。キーエンス商品の生産にも影響があり、キーエンスを代表するビジネスモデルである「当日出荷」が大ピンチに! 出荷遅延を防ぐため、私が社内外100名近い関係者の司令塔となり、生産工程を管理することになりました。最も重視したのは、「このプロ集団のパフォーマンスを最大化すること」。それを達成するために、出荷日から逆算して各工程のリミットを導き出し、最短のロードマップを明確に提示しました。その後、 “ロジカル”な道筋に納得したプロ集団が、「当日出荷」のプライドを守るために一丸となって動くパワーは驚異的でした。いくつもの困難を乗り越えて「当日出荷」を守り抜いた手応えは、今も忘れません。

多くの仲間を動かす生産管理の仕事に、私は2つのポリシーで臨んでいます。それは「強い意志を持って必ずやり遂げる」ことと、その意志ゆえに頑固になるのではなく、周りの意見に耳を傾ける「協調性」を持つこと。私自身、切磋琢磨できる仲間たちとのロジカルな議論に大いに触発されて成長しました。今誇りを持って語れる仕事がここにある。そう言えます。

競争力の源泉を支える。
そこで問われるのは
自らの真価。