KEYENCE RECRUITING

社員を知る

DIALOGUE #05 育休を経て、見えてきた景色

キーエンスでは、ライフステージに合わせた制度を活用しながら活躍する女性社員が増えています。
今回は、産休・育休を経て復帰後もキーエンスで挑戦を続ける3人の女性社員が、 仕事への向き合い方や復帰後のリアルを語り合いました。

※内容は取材当時のものです

営業事務 入社17年目

西田 麻衣子

福岡県出身。旅行・キャンプ・舞台鑑賞など多彩な趣味を持つ。一児の母として週末は必ず息子とお出かけし、キャンプや国内外の旅行を楽しんでいる。最近は子どもを抱きかかえられるよう、体力維持のために日々パーソナルトレーニングに励んでいる。

人事部 入社15年目

甲津 陽香

二児の母であり、現在の推しはもっぱら2人の息子。子どもが喜ぶイベントなどをリサーチしてお出かけすることがオフの楽しみで、きのこ図鑑に夢中になる子どものために自宅でシイタケ栽培を始めるほど。最近は2人とも電車が大好き。一緒に観光列車に乗ったり踏切を見学するうちに、いつの間にか自分も詳しくなってしまった。

営業担当 入社10年目

佐藤 麻弥

大学時代に韓国へ留学していたこともあり、今も韓国ドラマが大のお気に入り。入社の決め手はキーエンスが成長企業であること、そして会社説明会で出会った採用担当への憧れ。「この人が働く環境で仕事がしたい!」と強く思い、入社を決意した。出産前は東京から青森まで運転するほどのドライブ好きで、今も家族と出かける際は自らハンドルを握る。

DIALOGUE 01 仕事内容 それぞれの仕事と、その先にあるやりがい

私は営業担当としてハンディターミナルを取り扱っています。「宅配業者が集荷時にピピッとやるデータ端末」と言えば、イメージしやすいかもしれません。お客様は製造業、物流業、小売業と幅広く、課題は異なるように見えますが、ニーズを深く理解していくと、ゴールは同じだと感じることも多いです。「売るものは商品だけではなく、課題解決のアイデア」というのは本当にそうで、業界をまたぐ複数の成功事例を他社への提案に横断的に展開し、いかに喜んでいただけるかを常に考えています。
最終的にお客様の業務効率が上がり、「社内で評価が上がったよ」なんて言ってもらえる瞬間は、大きな案件が決まったときと同じくらい嬉しいですね。

佐藤

私は営業事務として、佐藤さんのような営業担当が「お客様に向き合うこと」だけに集中できる環境を整えるのがミッションです。商品の出荷処理やお客様との電話対応が営業事務のメインの業務ですが、今は出荷チームの管理・運営を任せてもらっています。膨大な量の出荷手続きを進める中でも、「あれ、いつもと違う」という小さな違和感を見逃さない。「西田さんのサポートがあって助かった」という言葉は営業担当からも、直接お客様からいただくこともあって、縁の下にいながらも自分の貢献の手応えをしっかり感じられる仕事です。トラブルが起きたとき、根本から解決できたときの達成感は格別で、「この仕事がないと営業活動は回らない」と実感できることが毎日の原動力になっています。

西田

私は今、キャリア採用のメイン担当として、人材紹介会社との連携や求人広告の運用など、キーエンスに興味を持っていただける方をより増やしていく方法をゼロベースで考えながら進めています。キャリア採用は新卒採用と異なり、応募者と直接触れ合う機会が限られています。だからこそ、人材紹介会社向けに会社説明会を開くなど、キーエンスを知ってもらう場を自らつくることが大切なんです。自分が動けば動くほど、ダイレクトに結果に直結することが大きなやりがいになっていますね。

甲津

部署や仕事内容が違っても、仕事の手応えをしっかり感じられる環境があるというのは、キーエンス共通の良さなのかもしれないですね。

佐藤

DIALOGUE 02 復帰前の不安 復帰前の不安、そして背中を押してくれた言葉

私の場合は産休を含めると約1年間、仕事から離れていました。その間に業界のトレンドはどう変わったんだろう、お客様の状況は?って。1年のブランクがあって、出産前とは働き方も変わる。そんな状況で果たして営業としてやっていけるんだろうかというのが、一番の不安でした。復帰してみると後輩のほうが詳しいこともあって、もうそこは恥ずかしがらずに聞いていくしかないって割り切りました(笑)。

佐藤

私は仕事のブランクももちろんですが、毎日の生活が本当に回るのかという、もっと根本的な不安が大きかったですね。他社で働く友人たちも、何とか工夫しながら育児と仕事を両立させていたので、「キーエンスだから特別大変」というわけではないと思っていましたけど。実際にやっていけるかは、復帰するまでわからなかったですね。

甲津

私は妊娠中から体調面でお休みをいただくことがあって、職場に迷惑をかけてしまうことへの気がかりがずっとありました。でも、そのときから責任者やチームの皆が「体を大事にしてね」「気にしないで」って言ってくれて。その雰囲気があったおかげで、育休中は育児に集中することができました。だからこそ、今後私のようにライフイベントを迎える方がチームにいるときには、ポジティブな雰囲気を作って背中を押したい、と考えています。

西田

DIALOGUE 03 復帰後の環境 いざ復帰となったときはどうでしたか?

復帰するにあたって、マネージャーが事前に「今こういう環境だから、こういう活躍を期待している」と丁寧にすり合わせをしてくれたんです。「チームみんなが成果を出せるようにするのがマネージャーの仕事だ」って言ってもらって。以前と変わらず期待してもらっているのを感じ、働く時間が短くなっても、その中で最大の成果を出そうと前向きになれました。

佐藤

私は産休前は新卒採用を担当していましたが、復帰後はキャリア採用を担当することになりました。これまでの経験を活かしながらも、新たな業務にチャレンジできています。特別なやり取りは無く、「キャリア採用を担当してもらうから」ってサラッと言われた記憶があります(笑)。でもそれが逆によかったんですよね。休んでいたことを特別扱いしない、当たり前のように迎え入れてくれる、その感じが一番ありがたかった。チームメンバーもあまり変わっていなかったので、「休んでいたことを忘れてた」って言ってくれる人もいて。

甲津

私は戻ったときに「待っていました!」って声をかけてもらえて。それだけで緊張がすっと和らいだんです。大げさじゃなく、あの一言に本当に救われましたね。

西田

DIALOGUE 04 現在の働き方 共通する習慣は、仕事も育児も「逆算」すること

仕事と育児、両立のコツ

今は残業なしの勤務なので、退勤時間が決まっている分、そこに向かってタスクをはめていく感覚があって、逆にメリハリがつきましたね。子どもの寝る時間も決まっているし、保育園のお迎えの時間もある。全部逆算していくと、自然と優先順位がクリアになってくる。以前はフレキシブルにいろいろ対応していたけれど、今の方が計画的に動けているかもしれません。

西田

私は復帰する数週間前から、「何時に出て、何時に家に着いて、ここからここでご飯を作って……」と自分のイメージを作って、それに合わせて練習をしていました。今は子どもが起きてくる前に、早朝から夕食の下ごしらえを全部済ませておいて、帰ったら温めるだけの状態にしています。夜は子どもと一緒に寝ますので、すっかり早寝早起きの生活になりましたね。あと、もちろん子どもとの時間は楽しいんですが、会社で自分の存在価値を感じられる、そのありがたみは復帰後に実感しています。

甲津

私は9時〜16時の短時間勤務なので、お客様と向き合える時間はどうしても限られています。だから電話で対応すべきこととメールで済ませられることを明確に分けたり、打ち合わせの前に必ず議題を整理して、一度のやり取りで結論まで出せるように準備したり。移動ルートを工夫してアポイントの回転率を上げたり。以前は定時後にやっていた準備も定時内に収める必要があるので、毎日かなり頭を使います。ただ、やればやるほどまだまだ効率を上げられる余地はあり、さらに成長できたと感じています。お2人と同じく、逆算して一日を過ごしていますね。

佐藤

それだけ頑張れるのも、子どもと1分1秒でも長く過ごせるようにしたいからですよね。「1冊でも多く絵本を読んであげたい」、そのために、日々のスケジュールをパズルのように組み立てるのが楽しくなりました。

西田

子どもの体調不良など、突発的な事態への備えも欠かせませんよね。私は翌日子どもが熱を出しそうな気配を感じたら、夫や祖父母への段取りを前夜から考えておきます。どうしてもお客様とのアポイントがずらせない場合は、マネージャーや責任者に遠慮せずに相談できる環境があるので、そこは助かっています。

佐藤

私も子どもが体調不良になると、チームの皆が気にかけて退社を促してくれます。恵まれた環境に、毎日感謝の思いしかないですね。あと、民間の病児保育施設に事前登録しておいて、預けられる時間が早くて一番使いやすいところを探しておきました。早め早めの備えが、仕事でも育児でも大切だと思っています。

西田

私は実家が近いのでそちらに頼ったり、「午前は夫、午後は祖父母」みたいに分担したり。できるだけ仕事を休まずに済む方法を考えますけど、どうにもならないときは割り切るしかないと、最近は自然に思えるようになりましたね。

甲津

勤務体系の選択肢

勤務体系についてはお2人とも復帰当初は短時間勤務で、生活リズムが安定した後に働き方を変更されていますよね。

佐藤

子どもが保育園に慣れて、自分自身も育児と仕事のバランスがとれた頃に8時30分〜17時15分までの勤務に変更しました。

西田

私も西田さんと同様、基本は定時まで勤務しています。保育園への送りは夫、迎えは私で分担していますが、夫が迎えに行ける日は必要に応じて残業するなど、メリハリをつけた働き方にしています。

甲津

私も仕事と家庭のバランスを見ながら、段階的に考えようと思っています。

佐藤

勤務体系は、子どもが小学校3年修了までの期間、いくつかの選択肢から選ぶことができます。今後子どもが小学生になって環境が変わったときに、もう一度短時間勤務に戻すことも選択肢としてある。その安心感が、今踏ん張れる理由の一つかなと思っています。

甲津

「小1の壁」ってよく言うじゃないですか。そのときに使えるオプションが残っているというのは、本当に心強いですよね。

西田

DIALOGUE 05 皆さんに伝えたいこと 本気で向き合える場所で、自分らしく働く

キーエンスは年齢・性別関係なくフラットな文化です。だからこそ、自分の努力が正当に評価されるし、実力をつけていくことが何よりの自信になる。そんな環境で成長したい人は、本当に向いていると思います。あと、これはぜひ伝えたいんですが、西田さんのような営業事務がいないと営業活動は絶対に回らないんです。営業担当全員がそう思っています。営業事務のサポートがあってこそ、私たちは営業に集中できる。それぞれの仕事に本気で向き合う人がいる会社が、キーエンスだと思っています。

佐藤

ありがとうございます。各部署への敬意が育まれていることは、キーエンスの魅力の一つだと思います。それは、全員が高い目標を持ち、誰もが自分の仕事に手を抜かないからこそ。キーエンスはどの部署を切り取っても、同じ熱量で、同じ方向を向いている人たちがいる。どんなときも自分自身を鼓舞してくれる仲間の存在がある。私はそれが一番の強みだと思っています。仕事もプライベートも、本気で向き合える人と一緒に働きたい。やる時はやる、休むときは思いっきり休む。そういうメリハリを大切にしながら、どんな困難も同じ熱量で乗り越えていける仲間が増えると嬉しいですね。

西田

キーエンスでは近年、女性社員が増え、ライフイベントを経て仕事に復帰する事例も着実に増えています。ただ、発展途上なのも事実で、佐藤さんのように営業をしながら育児をしている女性はまだ少数派です。会社としても支援制度の拡充を進めているので、過渡期を一緒に楽しみながら働きたいですね。

甲津

育児をしながらの仕事は、確かに大変です。でも、それ以上に充実感が大きい。社会とつながっていられることが、こんなにも幸せなことだったんだと、復帰してみて初めて実感しました。ライフステージがどう変わっても、自分らしく働き続けられる道を、一緒に探していきましょう。

佐藤